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ハンバーグの歴史

ハンバーグの起源は、ドイツのハンブルクで労働者向けの食事として流行したタルタルステーキを焼き固め、ソースをかけて味付けした料理からだと言われています(「ハンバーグ」は、Hamburg を英語読みしたもの)。
なお、タルタルステーキは13世紀頃にヨーロッパにまで攻め込んでいたモンゴル帝国のテュルク系民族タタール人が食べた生肉料理を原型としています。
大航海時代、船内で備蓄されていた非常に硬い干し肉を乾燥前の状態に負けないくらい柔らかく美味しく調理するために生み出された調理方法(ハンブルク港を主な寄港先としていた船舶で最も盛んだった)が発祥という説もあります。
アメリカ合衆国では世界大戦中等牛肉のステーキは贅沢なのでハンバーグに変えるという運動もあったといいます。
1960年代以降の高度経済成長期における日本では、栄養豊富な畜肉が比較的高価な食材でした。
安価な合い挽き肉(豚肉と鶏肉等)を使ったこの料理を食卓に上らせる事で、豪華な夕食を演出できるため、同年代以降の主婦が好んで夕食のメニューに取り入れた背景もあって、調理済みで後は焼くだけのものが発売されるなど、瞬く間に日本全国に広まりました。
更には1970年代頃から急速に多様化したレトルト食品(レトルト・ハンバーグ)の登場・普及により、非常にありふれた料理となりました。
特にレトルト食品のハンバーグに関しては、調理が簡単である(一度焼いたハンバーグをそのまま、またはソースと共に封入する事で、湯煎するだけで食卓に出す事ができる)ことと、少々の材料面における味の不備も漬け込むソースでフォローできること、衛生的な生産工場(セントラルキッチン)による大量生産によって非常に安価に製造できる事により、ファミリーレストランにおいては、主力メニューであると同時に、収益率の高い商品となっていることが多いです。
また例えばびっくりドンキーのように、これをメインメニューに据えた「ハンバーグ専門店」も存在します。
なおレストランによっては、レトルト食品のハンバーグでは焼いた際のふっくら感が出し難いために、焼く前の生のハンバーグを冷凍または冷蔵してストックしておき、それを解凍して焼き上げるところもあります。
今日のハンバーガーチェーンで使用されているミートパティは、ほとんどが冷凍品です。

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