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ハンバーグの歴史

ハンバーグの由来

ハンバーグの由来

そもそもハンバーグという名前はどこから来たのか?について調べてみました。
けっこう答えはあっけないもので、なんと、ドイツ北部のエルベ川下流に沿う湾岸都市。「Hamburg=ハンブルク」を英語読みにしたものが「ハンバーグ」の由来でした。
愛玩用の鶏に「ハンバーグ」という品種がいますが、これもハンバーグステーキと同じ理由で「ハンバーグ」という名前がつきました。
ドイツの「Hamburg=ハンブルグ」港から英国に渡ったステーキだから「ハンバーグステーキ」。ドイツの「Hamburg=ハンブルグ」港から英国に渡った鶏の品種だから「ハンバーグ種」。
そもそも、ヨーヨッパにハンバーグが伝来したのは13世紀頃の話しなのです。こう書くと、え?ハンブルクの英語読みがハンバーグなのだから、ハンバーグ発祥の地はドイツじゃないの?と、疑問に思う事でしょう。
そうなんです。ハンバーグの大本は、ドイツじゃないのです。モンゴル系の部族、タタール人が戦争のついでにヨーロッパへ紹介した物だったのです。
13世紀頃のヨーロッパは、タタール人の侵略に悩まされていました。
今のように飛行機でひとっとびの時代ではないため、モンゴルからヨーヨッパへ遠征してくるタタール人の移動手段は、馬にまたがり、えっちらおっちら敵国へ向かうという、気の遠くなるような行程を要すものでした。
兵列が長くなると、一番問題になるのは食料の調達方法です。
傭兵家の愛読書として名高い「孫子」にも食料調達について述べているくだりがありますよね。
「善ク兵ヲ用ウル者ハ、役、再籍セズ、糧、三載セズ。用ヲ国ニ取リ、糧ヲ敵ニ因ル。故ニ軍食足ルベキナリ」
という部分がその部分。意味的には、
「優れた指導者は、武器は自国で賄うが、食料は敵地で調達すべし。そうすれば、食料の欠乏に悩まされなくてすむ」
といった感じです。この孫子の引用からも解る通り、遠征と食料とは切っても切り離せない重要な問題なのです。
では、タタール人は食料をどうやって調達していたのか?孫子の中で言われるように、現地調達したのでしょうか?
答えは、タタール人は、数頭の馬を連れて行くことにより、食料も賄うという方法をとっていたようです。
彼らは、乗りつぶした馬を殺し、肉は料理に、血は飲み水に利用しました。しかし、乗りつぶす程酷使した馬ですから、当然、筋肉が付き過ぎで肉は硬く、食べられたもんじゃない。
従って、彼らは、その不味い肉を美味しく食べられるように、ある工夫をこらします。
その工夫とは、馬の鞍の下に肉を置き、自分の体重で加圧することにより柔らかくするという方法。
つまり、この固い肉を柔らかいミンチにして食べる、というタタ−ル人の遠征料理がハンバーグの起源だったのです。
今でもこの遠征料理の原形に近い料理はあります。タルタルステーキというのがそれです。
これは生の牛肉ミンチに卵やら香辛料やらを混ぜ合わせて食べる料理で、箱根駅伝で有名な神奈川県の箱根町にある、「富士屋ホテル」のタルタルステーキなどが有名ですね。
「タルタル」と名のつく料理のタルタルとは、タタール人の事ですから、我々はタタール料理の恩恵にかなり預かっているということでしょうか?
タタールの遠征指揮官が、孫子を愛読書にしている用兵家でなくてよかったですね。食料を持って遠征に出かけるという労力を要する無駄な方法なくしては、ハンバーグは成立しなかったのですから。